製造三課 班長

進士 菜奈シンジ ナナ

1992年生まれ
2011年4月入社(四日市商業高校卒業)
取材日:2020年8月3日

若い人が多く、仕事がしやすい環境

製造三課は、単品の部品を製造することがメインです。単品加工で、プレスした後にレーザー加工があったり、ベンダー加工といった作業があります。プレス班、レーザー班、ベンダー班に分かれています。入社した時から若い人が多く、年齢が近い分、仕事もやりやすいですね。みんなが協力して働くことが多く、仕事がやりやすい環境です。今後続けていく中で、技術を磨き、もっと上を目指したいです。

班長としての責任、女性視点でサポート

社員は和気あいあいとしていていますね。製造三課では約20名が働いています。やはり男性の割合が多いのですが、最近は女性も増えてきました。班長になってからは、みんなに指示を出したり、サポート役にまわっています。班長は取りまとめなければいけないので大変でもありますが、嫌いではないです。控えめな人が多いので、自分たちの意思で動けるようにサポートしつつ、前に押し出してフォローできるよう心がけています。自分よりも年上の人には気をつかう部分はありますが、仕事なので気持ちを切り替えて接しています。上司に対しては、自分で思ったことは遠慮なく言う方で、意見が違った時は意思を伝えています。班長になったこともあり、会議に参加することも増えました。

日々勉強、試行錯誤の末の達成感

新しい機械が増えているので、機械のことをどんどん覚えていかなければならないですね。機械のメンテナンスにも対応していかないといけないので、メンテナンスの際に来ていただいた業者さんに質問をしながら教えてもらっている、今は成長段階といった感じです。講習会にも参加させていただきいろいろ学んでいます。試作という面では、出来上がるかどうかわからないので、数通りのパターンで試行錯誤しながら行っていく上で、トラブルもあります。ただ、それを解決して出来上がった時は良かったと思いますし、達成感があります。設計の段階で気になる点があったときなどは、現場の意見も聞きにきてくれるので、相談したり、意見を述べることもあります。

学生の方へのメッセージ学生のうちに思い出をつくろう

学生のうちに思い出をたくさん作ってほしいです。勉強だけが社会に出て役に立つとは限らないですから。

所属長からのコメント製造三課 課長平野 裕也ヒラノ ユウヤ

1988年生まれ / 2006年4月入社(菰野高等学校 普通科卒業)

進士さんは、今年から班長に昇級されて、自分の持ち場や責任が大きくなった分プレッシャーはあるかもしれませんが、彼女の力量なら持っていけると思っているので期待しています。班長に昇級した要素は、機械が使えるからというよりも、自分の仕事プラスアルファー周りをみることができるためです。常に周りを見つつ、行動できるところが魅力ですね。フジ技研が求める人財としては、開発していく上でノウハウがなくても、「こうしたらどうですか」と率直な意見が言える人です。発言能力が高いと、会社にとっても強い武器になります。学生のうちにいろいろ経験をして、知識をつけることが必要だと思います。自分の思い通りにいかないこともあるかもしれませんが、その時にどう妥協するかも大切です。